
Interview:SALU
——今回の『INDIGO』の発端を教えてください。 『Good Morning』の時から、とにかく明るい音楽をやってみたいという気持ちになっていて。前作の SKY-HIくんとのEPはヒップホップ・テイストの強い、現行のUSのラップを意識した作りになっていたんですけど、そういうところからも離れて、とにかく耳に優しい音楽を作ってみたいなっていう感じでした。生きるだけで大変なので、自分としては大変なことを考えさせられる音楽はそんなに聴きたくないし、そういう表現は前作までで一旦やりきったかなっていうこともありましたね。 ——タイトルが意外でした。 愛を愛という言葉でそのまま表現しても面白くはないので、違うことで表現したいなと。なかなか『INDIGO』っていう言葉から愛を連想出来ないと思うんですけど、それぐらいでいいかなと思って。今回はタイトルにしろ、ヴィジュアルにしろ、サウンドとか歌詞にしろ核になるものはしっかりあるんだけど、周りにあるものを楽しんでもらえればそれでよくて、10年後とかに中心に近づいてもらえることがもしもあったら、それでいいかなと思ってるんです。 ——ぼんやりした不安も、ぼんやりしたこう心地よさも、どっちも感じるアルバムで。すごく“今”だなと。 良くも悪くも今の空気感がすごい出ていると自分でも思います。世界情勢とか日本の社会をみたら、そんなに宜しくない状況だと思うんですけど、多分みんな幸せに暮らしてるし、でも違和感みたいなのも感じながら、あんまり気にしないように生活をしていると思うんです。だからそういうのが表現できたらいいなというのはありました。
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オリジナル記事: 【インタビュー】SALU新作、友達に向けた“Dear My Friend”、“First Dates”を深掘り!【SALU WEBインタビュー曲解説WEEK】
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