

1日目
飛行機でアメリカに出発!空港での物語
羽田から乗り継いだアメリカン航空に入った瞬間。匂いが違う。キツイけど、邪魔しないデオドラントの匂いが充満していた。半分以上は多分アメリカ人。飛行機はとりあえず果てしなく長い。 暇を潰すも、やる事は限られた。映画はあるけど、こんな小さいスクリーンで観たい映画も限られるので、あんまり観ていない。エマ・ストーンとスティーブ・カレル主演のコメディ・伝記・テニス映画を観たぐらい。タイトルは忘れたけど、まあまあ面白かった。というかエマ・ストーンが丸メガネかけてテニスするから3割増しで可愛かった。 それよりも、機内の音楽のセレクションが面白くて、そして凄く大雑把。人気作品はあんまり無くて、ブックオフの500円コーナーに入ってるようなセレクションだった。ディグする感覚で聞いたが、これは面白かった。個人的には、『Listen to the Ahmad Jamal Quintet』という61年のジャズアルバムが大当たり。これを聴きながら、どうにか寝た。そしていつのまにか着いてしまった。遂にアメリカ本土初上陸。 着いた時は昼間だった。LA国際空港で、とりあえずみんなでタバコタイム。自動ドアから出た瞬間、車両のバトルが勃発していて、クラクションの嵐だった。流石だと思った。とりあえずタバコ吸いながら人間観察していたら、スケボーで颯爽と人を避けながら、涼しい顔で、そのまま空港に入って出社した黒人の青年を見た。これがLAか、カッコいい。

ついに到着。カルチャー入り混じる<SXSW>に繰り出そう
飛行機の着陸と共に、ハッ!! と起きて気づいたら外は真っ暗だった。夜中の12時は過ぎてた気がする。荷物を取りに、ラゲッジポイントで待機。10分もすると、少しずつ見えてきた。預けていたギターとベースに丁寧に巻きついてたプチプチはボロボロにハゲてたし、ドラム機材を詰めたダンボールには穴が空いていて笑った。それらが僕らの手元にゆっくり来る、その風景がやっぱりシュール。







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