3年ぶりに開催、Qetic主催イベント<QETINIGHT >、今回のテーマは 「HAUNTING」。来たる、10月20日(木)に渋谷・不眠遊戯ライオンで開催します。ハロウィンより一足先に、五感がととのう強烈な記憶をお持ち帰りいただける体験をお届けします。
サイケアウツG、Kazuhiko Hiwa、愛染 eyezen、ATSUKIが登場
ライブには3名のアーティストが出演。大阪のアンダーグラウンドシーンを代表するレジェンドで変幻自在のサウンプリング&ビートが国内外から評価を得るサイケアウツG は、本物のレイヴサウンドを鳴らす1時間弱のセットで登場します。また、車椅子を使った作品で評価を受け、2019年には岡本太郎賞受賞している現代作家・Kazuhiko Hiwa (檜皮一彦 )は車椅子のリールや自らの身体を使ったノイズミュージックパフォーマンスを実施予定。さらに、都内のパーティーやレイヴでその実力を示し、今夏には<FUJI ROCK FESTIVAL '22>に出演を果たしたラッパー・愛染 eyezen が30分駆け抜けます。
また、DJには2組が登場。釈迦坊主やJin Dogg、TYOSiN、DSXTXらへの楽曲提供でも知られ、DJ KRUSHや坂本龍一からラブコールを受けるプロデューサーATSUKI と、Qeticの経理担当Norio Maeda が出演します。聴覚・視覚的なトラウマ体験が、じつは人生のスパイスになる。そんな実体験をもとにオーガナイズされた本パーティーで、トラウマをたくさんお持ち帰りください。
【MV】IRONSTONE - HYPER BURN feat. 愛染 eyezen
DSXTX FKA D-SETO - 糞タタキ下痢スパルタ ATSUKI REMIX(OFFICIAL MUSIC VIDEO NEW 2022)
<QETINIGHT -HAUNTING->
2022.10.20(THU)@不眠遊戯ライオン
21:00-
サイケアウツG
国内最強を誇る打ち込み天皇山サイケアウツG。
Mr.ディラックこと大橋アキラにより、90年代中盤に初期“サイケアウツ”を結成。TV、ヴィデオ・ゲームなどのあらゆる粒子化された情報とアーメン・ビートを、大胆かつ緻密なプログラミングスキルで新たなダンスミュージックとして提示。PE並のハチャメチャなライヴ・パフォーマンスとミックスし、90年代後半のアンダーグランドを一世風靡し、FUJI ROCK FESTIVALでのパフォーマンスは今もなお語り継がれる事になる。00年前後で突如地下に潜るが、2004年”サイケアウツ・ゴースト”として蘇り、”Vikalpa/分別”をROMZよりリリース。以前までの派手なサンプリングは影を潜めるが、その細部に込められたメッセージは健在。日本においていち早くダブステップ、グライムを取り入れ、得意の畸形アーメン・ビートと併せた作風はまさにオリジナルで、ドイツのレーベル〈Suburban Trash〉からの熱いラブコールを受け、後にアナログ2枚組みでライセンス・リリースされる。
2005年には、2ndアルバム『SIMSTIM/擬験』をリリース。前作を上回る最高の強度を持ったワル音楽に昇華させる。2006年には日本のダブステップ・アーティストの代表GOTH-TRADとスプリット盤12inch『BEAT ADDITIVES VS MADRAVE』をリリース。2009年にリリースした3rdアルバム『Prapañca [戯論]』では、ベースライン・ハウス/ハウスにダブステップ、ジャングルを巧みにミックスした超一級のダンストラックを披露した。Adrian Sherwood、Meat Beat Manifest、The Bug、DJ Zinc、Soundmurderer、Bizzy B、N-Type、Skream、Kode9…など、海外の実力派アーティストと共にイヴェント・ブッキングされ、ドッカリかつガッツリと必ずフロアをロックし、リミックス・ワークにおいてはWagdug Futuristic Unity、ビッグポルノ(小籔千豊&レイザーラモン)、Kid606、裸絵札、Yoco Organ、FFFへのリミックス提供で新旧問わず多くのリスナーを獲得している。
2010年4月にDJ TUTTLEと共にレーベル「NODE」を立ち上げ、コンピレーションCDをリリース。2014年には4thアルバム『反対人間 / Opposite Human』を2枚組CDとしてリリース。そして、2018年12月26日に新作『Pilling』をリリースした。
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檜皮 一彦(HIWA Kazuhiko)
大阪生まれ。《hiwadrome》なるコアコンセプトのもとに、身体性をテーマとした映像や自身も使用する車椅子を用いたインスタレーション作品を制作する。またパブリックへの直接的な介入「play」を通して、様々な境界や関係性、アクセシビリティなどを問い直すパフォーマンスやプロジェクトも行っている。
近年の展覧会に「GRAND FRONT OSAKA ART SCRAMBLE」(グランフロント大阪/大阪, 2022)、「六本木アートナイト2022」(六本木ヒルズ/東京, 2022)、「bleed2022」(Arts House/メルボルン, 2022)などがある。
▼インタビュー
檜皮一彦が創る密かな楽園──hiwadromeに見る身体性と彼岸の美徳
愛染 eyezen
語学留学にインドをチョイスするなど、作品を通じてトリップとラブの探求を表現するラッパー・愛染 eyezenはイスラエル・トルコの地中海エリアで制作したEP『BlueTrust』でデビュー。2020年3月10日にリリースした『2020 wit ma hope』の制作はカンボジア・プノンペンにて行われ、昨年わずか1ヶ月で制作資金40万円をクラウドファンディングで調達し話題となった。2021年7月5日、3rd epとなる「saver – ep」「DANCING OJISAN」をダブルリリース。現在東京を中心にライブ・パーティーオーガナイズと精力的に活動中。
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▼インタビュー
HYPER BURN──IRONSTONE/愛染 eyezen、インタビュー
ATSUKI
PRODUCER/BEAT MAKER
国内でのベースミュージックシーンでの活動を経て、2014年、downy第五作品集『無題』リミックスアルバムへの参加をきっかけに楽曲制作を開始、自身の音源のみでの構成されるビートライブは低周波帯域を余す事なく鳴らされるサブベースを主軸に破壊的なインダストリアルサウンドからHIP-HOP、ドローン、アンビエント、IDM、テクノまで、あらゆるサウンドを無秩序に織り交ぜながらアップデートされ続けている。
そしてTYOSiN、JINDOGG、Ralph、釈迦坊主等の様々なラッパーへのビート提供のみならずCrystal Lake、INTEGRITY、KLONNS等のメタル、ハードコアバンドとのREMIX、共作も手掛け、ジャンルを超越した創作に挑戦している。
また独立した個々が集まったコレクティブBASICAにサウンドデザイナーとして所属しており、ベースミュージックとオルタナティブなヒップホップを核に実験的なサウンド・アートを表現している。
2021年、TYOSiNが旗揚げしたバンド・Help Me Plyzにマニピュレーターとして加入。
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