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昨日をもう一度…

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The Taste Of An Adult Man 〜大人の男の風情を感じてる〜

どうも、初めまして。福岡で〈YesterdayOnceMore〉(通称:YOM/ヨム)というネットレーベルを主宰、運営しているshiggeといいます。 この度レーベルとしてqeticさんでコラムを書かせていただけるとのことで、大変恐縮なんですが、僕らならではの少し変わったかつクセのある、音楽のことだったり、福岡のことだったり、メンバーの趣味のことだったりを紹介していきたと思いますので、よかったらお付き合いいただければなと思っています。

YesterdayOnceMoreの名前の由来

堅苦しいご挨拶の言葉はこのくらいにして… さて!そもそもYOMとはなんぞや?って人もいられると思いますので、YOMのことをお話ししたいなと思います! 2013年8月に僕とha;bii(現:HB)、Machete(現;NARISK)、Mactuveの4人でこのレーベルをスタートさせました。当時メンバーそれぞれDJやビートメイカーとして福岡の今はなきBASEというクラブで一緒にイベントに出演したり、そのクラブで遊んだりしてました。そうです。ただの友達です。 当時みんな血気盛んで若くて、人と違うことをして周りよりも一歩前に行きたい!と常に考えていました。そんななか、誰が言い出したのかは全く覚えてないんですが、“レーベルを作ろう!”って話がみんなでいるときによく出てくるようになりました。(たしか)みんなで話し合って、資本金もいらないし、ネットの拡散力すごいしネットレーベルならすぐ始められるってことでネットレーベル立ち上げよう!って盛り上がったんですが、メンバー全員がめんどくさいことはあんまりしたくないってなってしまって……困ったもんですよね……(笑)。 で、そのなかで最年長だった僕が、ここはバシィ~っと年下の奴らを引っ張って行かんとだめばい!と奮い立ち、レーベルを立ち上げました。そうです。ノリです。 その時レーベル名を決めたのがMactuveだったんですが、なんでこのレーベル名がよかったのか理由を聞くの忘れてしまって、俺も未だに、なんでYesterdayOnceMoreって レーベル名になったのかはしりません。そうです。ノリです。 そんなノリだけで立ち上げてしまったレーベル〈YesterdayOnceMore〉第1弾アーティストとして僕の1stEP『-naughty-』をリリースしました。 僕らがレーベル立ち上げた当時はすでに日本だけでもかなりの数のネットレーベルがあり、そのなかでいうと僕らはかなり後発組だったのを記憶しています。しかしながら、SNS上で自分の作品とレーベルの名前が拡散されていく様子は当時とても新鮮だったことを覚えています。そして今でも面白いなって思うのが、リリースをしても、地元福岡より、SNS上で寄せられる全国各地からのリアクションの方が多いことです。単純に僕らが地元で認知されてないだけなのかもですけどね(笑)。 その後は、Machete、Mactuveが、さらにYOM初の海外アーティストPhüeyがリリースしさらに勢いに乗って行きました。 2014年から103iくんやcskとも遊ぶようになり、この辺りからYOMがネットレーベルというよりコレクティブ/集合体のような形になっていきます。要は関係者の出入りが盛んになります。だいたい2017年くらいまでその流れが続きやっと落ち着き、今のメンバーになりました。

あ行だけをしゃべる男

2014年~2016年はすごい勢いでパーティをやりました。 地元のクラブで平日に空きが出たので急遽お願いしたいと言われればパーティをしたり、ビッグなアーティストのツアー案件が舞い込んできたらそれに対応したり、はたまた僕らが大好きなアーティストの日本ツアーをサポートしたりと……とにかく明け暮れましたし、しこたま飲みましたね……。 でも全てのパーティで僕らのカラーは出せてたけど、何かが足りないなと思っていました。しかしその“何か”がわかり、今の僕らを導いた、僕らの運命を変えるパーティが2つあるので紹介します。 1つ目がstarRoさんの<Let’s Get EMOTIONal Tour 2015>のサポートで福岡でリリースパーティをしたことです! この時のパーティは楽しすぎて逆にあんまり覚えてません。そうです。記憶はないが思い出ある状態です。自分たちがしたかった音楽、パーティが見事にマッチしてて、まさに僕らの理想が現実化した感じでした! あとこの時にstarRoさんのアルバムの曲『Emotion』を僕がstarRoさんに言わずにこっそりリミックスした曲もご本人にすごい褒められて顔真っ赤にして照れたのを覚えています(これはパーティ前)そうです。穴があったら入りたい状態です。 そして忘れちゃならないのが、YOMとパーティしたい!って今でも言ってくれるTREKKIE TRAXとの邂逅……あのパーティは YOMとトレッキーのネットレーベル仁義なき戦いや!!って触れ込みでやったんですが、結局は両者死傷者多数で引き分け延長となって現在にまで至っているんですが、あのパーティはマジで最高におもろかったし狂っとったわ……。それを象徴するようにパーティ翌日、Taimeiくん(Carpainter)が二日酔いすぎてあ行しか喋らない男になっとったのとか本当に素晴らしいなってなりましたね……。このパーティ、死傷者は相当数でましたが前回のstarRoさんのパーティでやったこと、つまり自分たちがしたかったこと、理想を貫いていいんだということがここではっきりわかったのです。そこからの僕らはアラサーの肝臓に鞭打ち2016年までパーティを駆け抜けていったわけです。

結局会ってみらんとバイブスわからんくない?

僕らのような地方の小さなネットレーベルとかってリリース1つで全てが変わる! みたいなのってあんまりないのかな(単純に僕らに力がなかっただけなのかもしれんけど笑)って思います。顔も声も人柄もわからない同士の人間をつなげるものとしての役割を果たすSNSというものに大きく依存してた僕らにとって、本当の意味での人との繋がりとか出会い(SNSも含めた)=パーティなのかもしれないなと考えるようになったのはこのあたりからです。インターネット上の出会いもパーティがすんなり現実へと引き込んでくれる。SNSだけでなく現実でも強固になった繋がりがまたなにか産むんじゃないかと信じて、とりあえず会ってみてバイブス合えばまた遊ぼうよ! あとよかったらうちの新譜聞いてみて! みたいな。時間はかかるし、もしかしたら全く効率化されてないかもだけど、僕らのそういうスタンスを確立できたのはこのタイミングだったのかなと思います。 次回 YOM、ツアーに行く(前編)

EVENT INFORMATION

circus

2018.05.26(土) Open 22:00 STAND-BOP 5F(福岡) ADV/¥2,000 DOOR/¥2,500 [GUEST DJ] Yukibeb (Soulection) andrew (TREKKIE TRAX) [LIVE] YELLADIGOS [Beat live] Fog [DJ] KEN-BEAT c.s.k shigge 103i DJ OGANIK [VJ] 市川茂生
チケット予約はこちら

TREKKIE TRAX LABEL SHOWCASE -iivvyy Release Party-

2018.06.02(土) Open 23:00 batica Ebisu ADV,DC/¥1,500 DOOR/¥2,000 [Main] iivvyy Shigge (Yesterday Once More) Flatplay adnrew Carpainter Fellsius Seimei [Sub] 103i futatsuki Miyabi. YONEDA uuwy 23:
チケット予約はこちら soundcloud Twitter

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