
INTERVIEW:PEOPLEAP『THE SWEETEST TABOO』シリーズ ASAMI SATO
インタビュー第1弾に登場するのは、自身のテキスタイルブランド<ASENDADA>を設立し、インテリアに向けたテキスタイルを展開しているASAMI SATO。DJ/ミュージシャンとして多方面で活躍するSeiho、インフルエンサーとして注目を浴びる陳暁夏代、『NEUT Magazine』の編集長である平山 潤、そして代々木上原の人気レストラン「sio」のシェフ・Shusaku Tobaの4名のクリエイターたちのプレイリストからどんなインスピレーションを受けたのか。インタビューを読めば、きっとこのレコード皿が欲しくなるはず!



ASAMI SATO
━━PEOPLEAPのプロジェクトについて、どういった印象をもち参加を決めましたか? PEOPLEAPのメンバーの面々の感覚が面白いなと以前より感じていたのですが、彼らの制作過程の空気感を覗いてみたくて。 ━━『THE SWEETEST TABOO』をテーマにして作られたプレイリストをどのように解釈しましたか? ご自身の考える『THE SWEETEST TABOO』の意味とは? 様々なお仕事や感覚を持たれた4名のプレイリストを聴かせていただきましたが、受け取った時、テープに自分の好きな曲や気分の曲を編集して渡された時の感覚に似ていて、聴いちゃって良いのか、知らない部分を知るみたいで照れ臭い様な、でも興味津々なところもあって。 そんな気持ちになったり、させたりすることが『THE SWEETEST TABOO』の意味でもあるのかなと勝手に感じています。 ━━ご自身の生活の中で“この出来事(物・ハプニングなど)は『THE SWEETEST TABOO』だ”と感じる瞬間は? 一緒に暮らしている猫4匹それぞれの行動や存在が私にとっての『THE SWEETEST TABOO』です。 ━━今回の4名のプレイリスターの選んだ音楽にどのような印象を受けましたか? またお皿の制作過程でそれぞれの音楽にどのような影響を受けましたか? みなさんのプレイリストはお皿の作業以外の時も聴かせていただいていました。今回はリズムを線や描き方で表現してみたのですが、いつものタッチの中にそれぞれプレイリスターさんの形も出ている感じがしていつも自分の中だけで完結している線とは違うものが見えた気がして、それもまた興味深かったです。 ━━ご自身で思い描いていたデザインと、実際にお皿として仕上がった際のデザインに思いがけない違いはありましたか? 思っていたよりも強めのブルーで好みに近い印象に仕上がりました。自宅でも使っていますが、お皿の厚みが程よくてお上品な存在感だなと思いながらいつも使っています。果物が抜群に似合いますね。 ━━今回お皿のデザインを手がけた中で、意識的に試みたことはありますか? 普段から使うものに絵をのせることをしているということもあり、いつも通りのフラットな気持ちで向かわせていただきながら、お皿の形状がドーナツ型なので、真ん中の穴を外したデザインにしようかも当初考えましたが、プレイリストを聴いている最中を切り取った偶然の状態を表現できたらと思い、一枚で描いて後で切り抜くということをしました。 ━━「7インチレコード」に対するご自身の思い入れがあればお聞かせください。 レコードを自分で購入したことはないのですが、幼い頃父がたくさん持っていたのを遊びでプレイヤーに載せて、適当な場所に針を落としてかけたことを思い出します。レコードの匂いなんかも一緒に思い出したり。 ━━この『THE SWEETEST TABOO』を手にする人たち、して欲しい人たちに一言お願いします。 知らない部分を知るみたいな感覚って日常で出会おうと思っても出会えない場面だと思います。そんな場面を日常で作るきっかけになるのではないでしょうか。



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