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クボタカイの合縁奇縁(あいえんきえん)|崎山蒼志編

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kubotakai
宮崎出身1999年生まれのラッパー/トラックメーカー・クボタカイ。幅広いジャンルに影響を受けて生み出されているトラックや、独特なリリックが若者を中心に支持されている新世代アーティストだ。本企画はクボタカイが今話したい人と、本人同士のQ&Aによる連載コラム。初回のMamiko(chelmico)編さとうもか編に引き続き、多様なジャンルに影響を受けたクボタカイによる、Qeticオリジナル企画『クボタカイの合縁奇縁(あいえんきえん)』で不思議な縁を繋いでいく! 第3弾となる今回は崎山蒼志が登場! クボタカイが兼ねてよりファンであり、関⼼を募らせていた崎⼭蒼志に気になっていることとは!?
『日村が⾏く』で“五月雨”を聴いてからずっと聴いてます。SNSではお互いフォローしているのですがまだお話ししたことがないので、崎⼭くんの⼈間の部分を知りたいなと思いました。

クボタカイ

学生生活について

Q.どんな学生生活を送っていましたか? こんな素敵な⾼校⽣はそういないと思うので、どんな学生生活を過ごしているか知りたいです。

クボタカイ

A.学校では目立たないタイプだったと思います。中学は美術部でした。そこで触れた色んな学生の絵や、模写した絵の質感は当時書いていた曲に多大な影響を受けています。高校では「弾き語りをしている人」っていう認識はされていたと思います。

崎山蒼志

やってみたい音楽

Q.“find fuse in youth”を聴いて⼀つのジャンルに収まらない感覚を感じました。これからやってみたい音楽、曲はありますか? A.ヘビーメタルやジェント、サイケデリックな感じのテクノ、バイノーラル的なアプローチでの音楽の録音(※1)、歌詞に具体性のあるドラマのある曲はやってみたいです。 ※1:ステレオ録音方式の一つ。左右から空間の広がりのあるような音響となる。

憧れているアーティスト

Q. 憧れているアーティストは誰ですか? オルタナティブ、ロック、フォーク等⾊々な匂いを感じるので気になります! A.お名前を挙げるのは恐縮な気持ちもありますが、トム・ヨーク(Thom Yorke)さん、向井秀徳さん、尾崎世界観さん、坂本慎太郎さんです。 ━━崎⼭蒼志さんからクボタカイさんへの印象 曲ももちろんなのですが、歌詞や曲名の付け方がとてもお洒落だなと、文学的だなと感じます。例えば、ある一節からパアッと映像が入ってくる瞬間があるように思いまして、それがとっても格好良いです。それに色んな音楽性が垣間見れるミュージシャンで、多ジャンルから楽曲が構成されている様に感じます。それらのジャンルの楽曲への落とし込み方も粋です…!

音楽の作り方

Q.どうやって音楽を作られていますか?

崎山蒼志

A.作るというよりも日常の中にあって、ある意味「できてる」という感じですかね。というのも実体験から詩が生まれるタイプなので「できてる」ことが多いです。ですが、最近は意外と意識して作りがちだったりします。題材を自分から集めたりして……。でも、結局僕は自然とできた曲の方が好きなので、生活の中から溢れた名曲を産み出したいです!

クボタカイ

━━崎山蒼志さんと交流をしてみて崎山君の文章だっ……!」ってなりました(笑)。中学校で美術部だったのは驚きですね! 僕が中学の頃は絵なんて上手い下手のベクトルしかなくて名画を見てもなんとも思わなかったんですが、最近絵を見ると絵の中の空気とか湿度や音、そしてソウルまで見えてきたりして少し大人になってやっと魅力に気づきました。中学生の崎山君はどこまで見えていたんだろう……。 ヘビメタは、お母さまがビジュアル系などもお好きだと小耳に挟んだので納得です。バイノーラル録音は僕も興味ありました! ただパン機能(※2)がある以上どう差別化しようか考えたりして。憧れのアーティストさんは納得の面々です。レジェンドたちですね。崎山君がクボタカイの事をどう捉えているかドキドキしながら待っていたので、詩も音楽性も褒められて嬉しいです!  崎山君の“Samidare”や“”あたりの詩感も本当に鮮やかで好きだったので、尊敬するアーティストに認められるってやっぱり嬉しいな〜! あのオルタナ感をメジャーでストレートにぶつけれるのは本当に革命だと思います。文章書いてたら急に火がついてきました。作曲に入るのでこの辺りで締めたいと思います。次回の合縁奇縁もお楽しみに! 崎山君、対談引き受けてくださってありがとうございました! ※2:音が流れる位置、音の左右の定位。

今回のお話は、お二人の音楽性や憧れているアーティストまで。 次回はどなたと縁を繋ぐのでしょうか? ぜひお楽しみに!

PROFILE

クボタカイ

kubotakai 宮崎出身1999年生まれ。ラッパー/トラックメーカー/シンガーソングライター。2017年より、フリースタイルラップ、楽曲制作を開始。Hip-Hop、R&B、RockからPopsまで幅広い音楽と文学の香りを感じさせるリリックで注目を集める中、2019年3月に自主制作EP盤「305」を販売するが即完売し話題となる。リスナーであった石川陸監督よりオファーをうけmoosiclab2019にて映画主題歌に抜擢。フリースタイルラップでも頭角を現しており、NHK番組「#ジューダイ」のラップ企画にてラップ歴3ヶ月での優勝や国内最大級のMCバトル「KING OF KINGS」西日本選抜、またその他の大会でも数々の好成績を残す。2019年12月デビューEP「明星」をリリース。収録曲「ベッドタイムキャンディー2号」「せいかつ」「TWICE」のMVが話題となり、各種チャートにランクイン。福岡KiethFlack、渋谷VUIENOSで行われたリリースパーティは即時完売となり大盛況を収めた。2020年2月シングル「パジャマ記念日feat. kojikoji」リリース。3月に連続リリースした「春に微熱」のリリックビデオYouTube再生回数は250万回を超える。2020年8月みゆなのシングル「あのねこの話」にフィーチャリングとして参加。SpotifyバイラルTOP50入りし、AWA急上昇ランキング1位を獲得。2020年12月4日に大阪ANIMAにてライブを行い大盛況となる。そして2021年4月7日に自身初のフルアルバムとなる「来光」をリリース予定。 HPTwitterInstagramYouTube Channel

崎山蒼志

kubotakai

2002年生まれ静岡県浜松市出身。 2018年5月インターネット番組の出演をきっかけに世に知られることになる。 現在、テレビドラマや映画主題歌、CM楽曲などを手掛けるだけではなく、独自の言語表現で文芸界からも注目を浴びている。 またFUJI ROCK FESTIVAL、SUMMER SONIC、RISING SUN ROCK FESTIVALなど、大型フェスからのオファーも多い。 2018年7月「夏至」と「五月雨」を配信リリース、12月5日にはファースト・アルバム『いつかみた国』をリリースした。 合わせて地元浜松からスタートする全国5公演の単独ツアーも発表し、即日全公演完売となった。 2019年5月には自身初となるホール公演「とおとうみの国」を浜松市浜北文化センター大ホールで実施、 10月にセカンド・アルバム『並む踊り』を発売し全国10公演のリリースツアー「並む踊りたち」を開催。 2021年1月27日にアルバム『find fuse in youth』でメジャー・デビュー。 初のバンドスタイルでのリリースライブは即日完売。 3月31日には早くも新曲「逆行」を配信リリースした。 HPYouTubeTwitterInstagramTikTok

INFORMATION

来光

kubotakai

2021年4月7日(水) DDCB-14076 ¥3,000(tax incl.) クボタカイ 収録曲 M1.僕が死んでしまっても M2.MENOU M3.ベッドタイムキャンディー2号 M4.MIDNIGHT DANCING M5.TWICE M6.春に微熱 M7.博多駅は雨 M8.インサイダー M9.パジャマ記念日feat.kojikoji M10.Youth love M11.拝啓(Freestyle) M12.せいかつ M13.アフターパーティー ダウンロード・ストリーミングはこちら

逆行

kubotakai

2021年3月31日(水) 崎山蒼志 Amazon Prime 独占配信ドラマ『賭ケグルイ双』主題歌 ダウンロード・ストリーミングはこちら

クボタカイの合縁奇縁(あいえんきえん)

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